日々の生活を心地よくするには、先ずは自分の好きを知っていることが大切だと思っています。
この企画では、自分で物事を選択できる人の『好き』を紹介します。第16回目は、「verandah aoyama 」のshop manager & buyerのNaoya Okamotoさんです。バイヤーならではの数あるものの中からきちんと選び抜かれたものたち。一つ一つのアイテムがそう感じさせてくれるセレクションが紹介されています。見て頂いた方々が、知るきっかけになったり、共感して好きなものが増えたら嬉しいです。
SCIENCE LONDONのレザームートンコート
3年前に上町にある“LEATHER &LACE”さんで手に入れた、幻の英国ブランド『SCIENCE LONDON』の逸品。デザイナー本人が一点一点をミシンで縫いあげる拘り。入荷したばかりで片隅にかかったこのコートを目撃して一目惚れしたのを今でも覚えている。店主さんのこだわりで入荷日をお知らせしないこともあり、いつかいつかと待ち望んで暇さえ有れば何度も足を運んだ。そうしてるうちに半年近く経ったある日、お店に伺うとこのコートが初めて店頭に並んでいた。おそらく誰も袖を通してないであろうこちらにゆっくり袖を通し、高揚感と共に迷わず購入したのは良い思い出。
1960s CAMPUSのモヘアカーディガン
約10年前に先輩(滋賀県彦根市にある”will vintage”の店主さん)から頂いた貴重なビンテージモヘア。先日お店にお邪魔する際にも迷わずこのモヘアを着て会いに行った。上品なバーガンディカラーとロングヘアが最高に好みな1着。
Levi’s 609と珍品モデル
501や505など定番モデルよりも天邪鬼な自分にはより魅力的に感じるリーバイスの珍しい型の数々。中でもアメリカ海軍のデニムパンツをモチーフにしたであろう609は数あるフレアデニムの中でも1番のお気に入り。最近3本目のデッドストックを見つけてホッとしている。
Martin MargieraのTabi slip on
5年前の入籍した年に、妻に足袋ブーツをプレゼントし、妻からこの足袋スリッポンをプレゼントしてもらった。基本的にビンテージの洋服を着る自分にとっては足袋型の気の抜けたフォルムが良い抜け感とバランスを演出してくれる。敢えてラフに履き続けたことで独特の味わいも出て、益々自分好みの1足になってきた。
Antique beeds purs
アンティークレースやアンティークビーズなどに目がなくて買付けの際にも度々見かけるアンティークビーズパースがとても気になっていた。本来、女性のドレスアップ用に用いられることが多いためか自分好みのものは中々見つからなかったが、こちらは珍しいブラックベースでカラーリングも自分好みだったので迷わず購入。町田の名店”JAM”さんにて。
ASUSA IIDA のアート画
4年半前に初めて彼女が個展をするということで、お店にフライヤーを渡しに来てくれた。個展にお邪魔したら、彼女の可愛らしい見た目からは想像もつかないようなユーモア溢れるアートの数々に一瞬で虜になった。沢山の気になる作品の中から当時の自分好みな作品をワクワクしながら選んだ思い出。
verandah aoyama shop manager & buyer
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