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執筆者の写真sumy

『好きなもの #19』sumy

日々の生活を心地よくするには、先ずは自分の好きを知っていることが大切だと思っています。

この企画では、自分で物事を選択できる人の『好き』を紹介します。第19回目は、2011年頃から自身のInstagramアカウントで洋服のスタイリングの投稿を続け、2020年よりPOIKでアパレルのセレクトや企業とのコラボなどの活動を開始。2021年に旦那様と二人で始めたPATOFUでも洋服を企画、オンラインでの販売もしているsumyさんです。見て頂いた方々が、知るきっかけになったり、共感して好きなものが増えたら嬉しいです。





一年くらい前から主に自宅で仕事をするようになったこともあり、特にインテリアは気に入ったものを使いたいとより強く思うようになりました。まだ使える家具はお譲りして、思い切ってこの一年で家具を入れ替えました。





apartamento 第一号

自分の好きなインテリアの感性の原点かも。

2000年代頃のインテリア雑誌といえば、書店へ行ってもインテリアに関わる雑誌はホテルのようにきれいに飾り付けられたスタイリングでどれも身近に感じられるものではなかったと記憶しています。(私が触れなかっただけかもしれないけれど…)そんな中で2008年に創刊されたapartamento magazine は今や有名ですが、触れておくとスペイン・バルセロナから発信されるライフ&インテリアマガジンです。世界のアーティストやクリエイターのインテリア&ライフスタイルを紹介しています。創刊当時、書店の洋書コーナーで見つけた時は、この雑誌だけ異彩を放っているように見えて、表紙だけで心を奪われました。掲載されている写真も飾り立てたインテリアではなく、クリエイターの頭の中をちょっと覗いてみたような雑多で、けれどなぜかまとまりが無いようでいて一貫性も感じられる部屋がとっても魅力的でした。わたしがインテリアに関して強く関心を持ち始め、自分がどういうインテリアが好きなのか意識し始めたのは apartamento magazine がきっかけだったと思います。





架空のグローサリーショップ

Yuki & Daughters のグッズ

もともと食玩が大好物なのですが、何ともインテリアには合いにくいし(笑)置いておくこともできないので何か楽しい要素を部屋に加えられないかなと思っていたところ、出会ったグッズです。

アート作品のような布製の食べ物グッズたちは気持ちを和ませてくれます。もちろん必需品ではないけど、にこにこしたり楽しい気持ちになれる物って結構大事なんじゃないかなと思ったりします。グッズはもちろん、"食に見られるアノニマスなデザインを永遠に目で味わう"というコンセプトも素敵です。





artek TABLE90

以前は長方形のダイニングテーブルを使っていましたが、部屋をもう少し広く見せたいこと、食事を囲む時に一緒に食べる人たちと会話がしやすいことを重視して artek TABLE90 に変えました。天板はホワイトラミネートにしてより部屋が明るく感じられます。本当に会話がしやすいんですよね、丸いテーブルって。買ってよかったと実感していて、友人を家に呼ぶことも多くなりました。天板は直径100cmとしっかり大きさもあるので、ワーキングデスクとしても使用しています。





AB woodworking シェーカーボックス

今から思うとわたしはインテリアの中でも曲線を好むんだなと思います。今の夫から結婚より随分前に(笑)あり得ないものがセールで安くなっている!これは買っておいた方がいいかも!と連絡をもらって10年以上前に3つ揃って買ったものです。収納はちゃんとできるのに、見た目が本当に美しいボックスです。見えるところに置いておきたい収納家具の一番ですね。





藤谷商店で買った家具

店内の所狭しとある家具は年代物の貴重なものが多いのに(ほぼ触れて試せる美術館では、と思う)、殆どが販売されているという唯一無二のお店。わたしは家具は好きでも詳しいわけではありません…。そんな知識がない人にも色々なアイテムの説明を丁寧にしてくださるし、話なんかも聞いてくださって、まさに会話を通して家具を選ぶことができる、とても暖かな場所だと思います。店内は値札がついていないものが殆どで最初はおどおどしちゃうかもしれないけど…。行ってみるとそれを超える体験があります。この写真にあるのは数年前、蚤の市イベントがあった時に購入したもの。先日はウルムスツールを買いました。どれも気に入って今もしっかり使っています。








 



sumy


2011年頃から自身のInstagramアカウントで洋服のスタイリングの投稿を続け、2020年よりPOIKでアパレルのセレクトや企業とのコラボなどの活動を開始。2021年に夫と二人で始めたPATOFUでも洋服を企画、オンラインでの販売をしている。

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