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執筆者の写真Tomomi Kamiyama

『強い紫外線にも内側から』Tomomi Kamiyama

Gluten Tag.


昨年の秋よりヨーロッパにきて初めての夏。


北ドイツは夜の23時ごろまで外は明るく、

マーケットが並び、湖でヨットやサップをする人々、

バルコニーでお日様の陽を浴びながら食事をする人が増えてきました。

カンカンとしたお日様を見ていると元気が出ます。


お日様のしたで何も気にせずこの時期を楽しみたいところですが、

紫外線は気にならないわけではない・・・

という方も多いのではないでしょうか。

外に出るなり、

”わ、焼けそ・・・”

というのも口癖のようになっている気がします。

インナーケアもしっかりして、もっと日に当たることに自信をもっていきたいものです。


今月のケアは紫外線から肌をまもるインナーケアを。


1:朝晩の習慣に舌の確認を。

2:ビタミンCを持ちあるく。


1:朝晩の習慣に舌の確認を。

“肌は身体や心を写す鏡。”

などと言われますが、

体内の状態は舌にも現れやすいです。

この時期は熱中症や脱水も起こりやすく、身体内の巡りの悪さは肌にも影響。


舌の先端は何色でしょうか。


舌が白い:胃腸や内臓が冷えているサイン。その日はしっかり身体を温めるお茶や、胃や下腹部を温めたり。

舌が赤い:身体に余分な熱がこもっているサイン。その日は夏の食べ物(モロヘイヤ、トマト、きゅうりなど)を積極的に選択して摂ったり。

綺麗なピンクの血色の舌を目指すと良いです。


朝晩に歯を磨いたら、

今日の舌の色を確認するのを習慣に。

タングスクーパーなども利用して。

1日の初めに今日の体調を把握すると、食べものや自身の労わり方も変わります。



2:ビタミンCを持ち歩く。

陽に当たることで、多くのメリットもあります。

一方で、紫外線B波にあたると老化を促進させたり、

DNAに影響すると言われる”活性酸素”が生成され、

活性酸素を除去しようとビタミンCなどが消費されてしまいます。


日々のストレスなどでも失われるビタミンC、紫外線UV-Bの強い影響をうけやすい6月~8月の間は、

十分すぎるほどこまめなビタミンCの摂取がオススメです。


多く含む食材は、

ブロッコリー、赤ピーマン、アセロラ、キウイ、レモン、パイナップル、イチゴなどなど。


これら食材を多く取り入れるのも好ましいですが、

飲み物でもビタミンCを。

この時期はレモンを切って、

凍らせたものを氷がわりに普段の水に加えると、こまめにビタミンCが補えます。

今回はビタミンC、葉酸、クエン酸も豊富、

目にも鮮やかなキウイ・レモンシロップの作り方を紹介します。



< キウイ・レモンシロップ >


用意するもの:


・1リットルの瓶 (手か木べらが入る口のもの/お湯で煮沸、またはキッチン用のアルコールで除菌しておく。)

・キウイ/レモン (皮を剥いて種をとり、レモンとキウイ、合わせて300gになるように)

・グラニュー糖 330g

・ローズヒップ(あれば) 大さじ1

手順:

1:キウイは皮をむく。レモンは皮、白い薄皮もできるだけ剥く。

2:1cm幅ほどの輪切りにし、レモンは種もとる。

3:計りでキウイ、レモンが300gになるように合わせる。(レモンやや多めの方がおすすめですが、分量はお好みで)

4:除菌した瓶の水分はしっかり拭きとり、グラニュー糖の5分の1を瓶の底に引く。

5:輪切りにした果物4分の1を重ね、あと3回繰り返す。

6:グラニュー糖、果物を層に重ね、ローズヒップもいれる。

7:最後にグラニュー糖で果物が見えないように覆う。(グラニュー糖は分量より多めでも○,果物が腐敗しないように覆えれば○)

8:瓶の蓋はせずに、ガーゼやネットなどをかぶせておき、1日1回~2回、清潔な素手か木べらなどでかき混ぜる。

9:夏場は風通しの良い、直射日光に当たらない場所に保管し、1週間~10日で表面が少し泡立ってくる。

10:表面がジュワジュワ、指を入れるとほんのり暖かいくらいで発酵は完了。

11:果物をガーゼで2回濾し、瓶に入れて出来上がり。


発酵シロップや酵素シロップとも言われるこのシロップ。

グラニュー糖は果物の発酵の過程で腸内細菌の餌となるオリゴ糖に。

お水や炭酸水で薄めて飲んだり、ヨーグルトにかけておやつ代わりに。




夏場に持ち歩きたい飲み物としては、

他にも、

ビタミン豊富な、

ローズヒップ


夏バテなどの疲労回復に

ハイビスカス

レモングラス

ビワの葉

黒豆

などはこの時期に身体を助けてくれます。

夏の朝には、キウイと甘酒と氷を、ジューサーでスムージーにしたものもおすすめです。

今年も暑くなりそうですね。

ビタミンの鮮やかさを片手に、

紫外線を気にせず、ワクワクしながら過ごしたいです。





 


Tomomi Kamiyama



美容専門学校を卒業ののち、美容師からfashion showの仕事がメインのヘアメイクさんに師事し、アシスタントとして働くのち、美しさは"心、身体、精神のバランス"で成り立っている。と感じ、癒しとインナーケアの世界に。


都内のトータルビューティーサロンやnaturalやorganicを扱うサロンにてセラピストとして働き、もっとお客様と身近に、1人1人の個々と向き合いたい。という想いから代々木上原にて自身のサロン、fayeをopenしました。

2020年に一旦長期休業とし、現在はドイツ、ハンブルクにて生活しております。

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