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執筆者の写真Tomoka Naka

『月』Tomoka Naka


作品名「月」



充実した月初めをフレッシュな気持ちで迎えられる!


そんな『書』を皆様に届けれるよう今月も書かせていただきました!


立秋、猛暑と厳しい暑さが続く今月ですが、風物詩も盛り沢山で私も幼い頃から大好きな8月。


お盆になると、町中にやぐらが組まれて盆踊が始まる懐かしい思い出。

お盆が過ぎる頃に鳴き始めるコオロギの鳴き声に美を感じ、ふと眠りに落ちる。


慌ただしい毎日に風物詩を感じることが疎かになるこの頃。

住む場所、環境が変わっても変わらないのはふと見上げた月。


昔から暦、人の暮らしとも深くつながっていたことや月を見ながら季節を感じていたことを思うとロマンを感じる。

あの頃見た月と同じ月を見ているのかと不思議に思う事もある。


欠けるところなく、円形に輝いて見える満月。

幼い頃はこれが大好きで一晩中眺めていられた。


今は三日月に幸運を感じ、満ち欠けに美を感じる。

また何十年もすればまんまる満月のエネルギーを求めたりするんだろうな。


夏の終わりを告げるように輝く満月。

空模様が秋へと変化していく前に、晩夏ならではの夜空を楽しんで夏休みを乗り越えましょう!


皆様が充実した毎日を過ごせますように。


書に想いを込めて。




 

中 友香


書道家。 大阪府出身。

7歳で書道を始める。社会人として、ブライダル、アパレル業界を経験する中で、 "自分らしくいれる時間=書道と向きあっている時"であると再認識し、 正筆会師範を取得。伝統的な文化である書道をより身近な存在へと感じてもらえるよう、独自の書風で表現する。

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