Guten Tag.
美容の仕事を含め、肌に関係する仕事をして約15年程経ちますが、2月に多いお悩みに、
“肌の荒れ”が多い事を感じます。
”乾燥がひどい”
”吹き出物が・・・”
“フェイスラインやおでこにプツプツと・・・”
など、荒れの現れ方は人それぞれですが2月はあまりにも多いので、なぜ?と考えたことがあります。
多くのお客様は自身のことをよく知っていて、原因として
”12月や1月に暴飲暴食をしてしまった。”
”寒いので運動していなく、汗もかいていない”
”もともと乾燥肌で、今時期は保湿が追いつかない”
“すでに花粉やアレルギー気味で・・・”
“夜中に起きてしまい、睡眠不足で・・・”
などなど、この時期は荒れやすい理由がワンサカあるな・・・と感じます。
肌は内臓を映した鏡とも言われます。
12月、1月という寒く過酷な時期を乗り越えてきた肌や身体は自身が思っているより少し疲れ気味。
肌荒れが起こりやすい方におすすめなセルフケアを3つ。
☑︎入浴時に顔、首を温める
☑︎ほぐす
☑︎汚れを落とす→保湿。
○顔を温める
入浴する際、身体は温めても顔はどうでしょうか。顔は洗顔とお風呂上がりはしっかり触るけど、
入浴中は・・・という方も多いと思います。肌が荒れている箇所は、固くなって血流が悪くなっていることがほとんどなので、たまにはお風呂にフワフワのハンドタオルを持ち込み、少し熱めのお湯に括らせて絞り、ホットタオルを作ってみてください。
目周りや、顔全体を包んで血流を促し、毛穴を開いてあげましょう。
クレンジング前か、クレンジングを塗布した状態の肌がおすすめです。
※タオルはメイクで汚れてもいいものを。
ホットタオルを作る際、水面機にゼラニウムやフランキンセンスの精油を1.2滴落として、
香りをふわっと立ちあがらせ、芳香浴、または精油の作用での相乗効果を狙うのもおすすめです。
○ほぐす
肌荒れしやすい方に共通していることは肌の表面や皮下組織がやや固いということがあります。
吹き出物がよくできる周りの肌、フェイスライン、つねってみたりすると肌荒れしていない箇所に比べて少し硬かったり分厚くないでしょうか。
肌荒れしてしまっている箇所を刺激するのは良くないですが、膿んだりしていなければ、親指、人差し指、中指の腹で肌をつまみ、解してあげましょう。
法令線周りは、口に親指をいれ、外は人差し指を使って、口内から解してあげるのも効果的です。
デコルテから顔のリンパの流れに沿って、老廃物を流れやすくしてあげるのも。
○汚れを落とす→保湿。
最近ではマスク生活とトレンドでもある薄いメイクで、クレンジングの時間もグッと短くなっている方も多いのではないでしょうか。
鼻周りや顔まわりに吹き出物ができやすい方はクレンジングや洗顔が少し疎かになっているかもしれません。
”毎週末は美容の日”
など決めて、その日はクレイやピールなどをクレンジング後に取り入れても良いです。
保湿は
水分7:油分3でしっかり保湿。
水分を入れずに油分だけ足してしまうと、余計な油分が吹き出物の原因になったりします。
水分をたっぷりたっぷり入れ込み、少しツッバルな?と感じる箇所に油分を。
それでも乾燥する方は、その水分→油分の工程を2.3回繰り返したり、
お手持ちのパックや、即席で化粧水でのコットンパックも○。
その後に、クリーム等で軽く蓋をして。
肌は肌質や生活環境、睡眠、食生活、などそれぞれなので、一概に、これ。というものは言えませんが、12月、1月のコラム”冷え対策””腸活”なども美肌に繋がります。
温かいものやビタミンC、肌を気にするときには、いつも持ち歩く水に、凍らせた輪切りのレモンのスライスをいれたり。
○ハイビスカス
○ローズヒップ
○ベリー類
などのハーブティーもおすすめです。
世界に1つの自身の肌。心身共にセルフケアでご自愛してあげてください。
Tomomi Kamiyama
美容専門学校を卒業ののち、美容師からfashion showの仕事がメインのヘアメイクさんに師事し、アシスタントとして働くのち、美しさは"心、身体、精神のバランス"で成り立っている。と感じ、癒しとインナーケアの世界に。
都内のトータルビューティーサロンやnaturalやorganicを扱うサロンにてセラピストとして働き、もっとお客様と身近に、1人1人の個々と向き合いたい。という想いから代々木上原にて自身のサロン、fayeをopenしました。
2020年に一旦長期休業とし、現在はドイツ、ハンブルクにて生活しております。
Comments