あっという間に2021年も最後の1ヶ月となりました。みなさま、いかがお過ごしでしたでしょうか。
大変なこともたくさんあったと思いますが、まずは1年の頑張った自分へのご褒美。
そして、大切な人へのギフトを選ぶ楽しい12月ですね。そんな中、432MARKETでは各SHOPから特別な一つをセレクトして頂きました。432MARKET WEB MAGAZINEではその商品に纏わるストーリーをご紹介致します。
EWER
今年の買い付けにて見つけたロングヘアーのラムファージャケット。
モードなボリューム感と珍しいカラーリングに惹かれました。こちらは長い買い付けの中でかなり前半に見つけたものですが、買い付けた当初からずっとお気に入りでした。ばさっと羽織って様になる、ホリデーシーズンにぴったりな1着。みていても、もちろん着ていても気分の高まりを感じることができます。是非店頭にて試していただければ嬉しいです。
Kazuhiko Yoshikawa
SOLIS VINTAGE
モヘアロングコート。ヴィンテージのお洋服を沢山見てきた中で、“どんな人が、どんな想いでこの服を作ったのか”と答えのわからないことを想像して愛着が生まれることがあります。
この服もそう。SOLISを初めてもうすぐ7年になりますが、これほどふんだんにモヘアを使ったニットは見かけたことがないです。くるぶし辺りまでの長いレングスに、袖もしっかりとした長さがあります。ボタンまでがしっかりモヘアで包まれていて、きっと強いこだわりを持ってこの服を作ったのだろうと想像ができます。フィッシャーマンニットでお馴染みのスコットランド老舗のニットメーカーのもので、年代も古いこともあり質の高いモヘアです。
そしてこの服のもう一つの良さは、絶妙な色合いの美しいブルー。単色でまとまっていますが、ヴィンテージならではの奥行きのある色味になっているがとても魅力的です。
近年、大量生産以降に生産されたニットの多くは、毛を多く刈れるように動物を品種改良していたり、多く製品にすために動物たちに負荷のかかる状態で飼育されていることがあります。ヴィンテージのニット・モヘアなどは大量生産以前に作られたもので、動物たちへのストレスも少ない環境で育っているため、毛並みも美しく上質な状態がずっと続くと言われています。その知識があると、このモヘアが何十年という長い年月が経ってもなお毛足が長いこと、艶があり、良質であることが納得です。
袖がベルスリーブになっていたりと、現代にはあまり見ないヴィンテージらしいシルエットです。服に馴染んでもらうのではなく、“服に似合うように自分を馴染ませる”ファッションとしてはそんな感覚で楽しめる服だと思います。
Atsumi Nohara
zoharu vintage
フランスの蚤の市で買った工業用の古いパーツを使って作ったピアス。大ぶりながらもやりすぎないシンプルさを意識して作りました。細かいパーツもヴィンテージ のジュエリーを崩して使っています。
(フック部分のみ、新品の925シルバーパーツを使用。イヤリング使用にも交換可能です。)
Miki Takeda
verandah
初めてのアメリカ買い付けで一目惚れしたMexican bangle。flea marketにてsilver accessoryを取り扱ういかついおじちゃんから購入したもので、繊細な細工と枝豆みたいな石(恐らく翡翠の一種)が存在感を放っていました。誰にでも似合うデザインでは無いかもしれませんが、モヘアセーターや白いシャツにサラッと合わせるだけで素敵ですよ。男女兼用でお使いいただけます。
Saori Nakagawa
HELICONIA
TIFFANY&Co.by Paloma Picassoのブローチ
芸術家パブロ・ピカソと画家フランソワーズ・ジローを両親に持つ ''パロマ・ピカソ'' デザインのTIFFANYシルバーブローチ。落書きをモチーフにした遊び心溢れるデザインは、チャーミングでウィットに富んだスタイルにおすすめのギフトアイテムです。
Mai Kikuchi
TARP
1960s Zodiac & Heart motif pattern pajama shirts
いつかお店をオープンしたら、とこつこつ集めていたとっておきの商品のうちの一つです。
星座モチーフの力の抜けたイラストと純粋な赤いハートモチーフがプリントされたパジャマシャツ。どこまでもドリーミーでハッピーなテキスタイルに、ちょうどクリスマスシーズンのアメリカで見つけて心躍った記憶があります。
リラックスできるおうち時間へのご活用は勿論のことですが、店頭へお越しの際は大真面目に、シティーユースのご提案をさせて下さい
Chisato Tabuse
ident
1950s アストラカンコート
子羊のハラコのことをアストラカンといいます。
ヨーロッパの古着屋さんを回っていると、しばしばアストラカンやそれに似せたデザインのコートを見かけます。(おそらく1950年代頃に流行したものも思われます。)
フランスに立ち寄った際に目にしたそれらの中でも、特にファーの毛流れ(毛並み)や艶、柔らかさ等が良好なものにこだわり、特に美しい一着をじっくり選んで買い付けてきました。(しかも、裏地はかわいい薔薇柄です!)
衣類の軽量化が進む昨今ですが、こちらのコートには当時のレザー故の重量感があります。
この'重み'も含めて愛してくださる方の手元へ渡るとよいなぁ、なんて思っております。
Hiroe Ite
432MARKET WEB 編集部
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