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執筆者の写真Mai Kikuchi

『好きなもの #2』Mai Kikuchi

日々の生活を心地よくするには、先ずは自分の好きを知っていることが大切だと思っています。

この企画では、自分で物事を選択できる人の『好き』を紹介します。第2回目は、432MARKET立ち上げのメンバーMai Kikuchiさん。自身でも2015年、オンライン販売限定の「HELICONIA」を立ち上げ、アメリカなど国内外で買い付けをされています。彼女のスタイル・ルーツがとっても感じ取れるセレクションです。見て頂いた方々が、知るきっかけになったり、共感して好きなものが増えたら嬉しいです。





『Ama Lou』

ロンドン出身でまだ23歳のアーティスト、アマ・ルーは2018年にリリースした''DDD''のMVを見て一気に引き込まれファンに。

声も曲も最高なのですが13分にわたる映画のような3編からなる映像の監督、スタイリングも自分でしていて、サーマルにブラックデニム、足元はウエスタンブーツにゴールドのジュエリーの姿がかっこいい!キャッチーな''NORTHSIDE''やハスキーなヴィブラートボイスが綺麗な''This Town''もおすすめでとにかく彼女のスタイルがタイプです。







『プリントTシャツ』

一枚で個性のでるプリントTシャツは夏はもちろん好きなジャケットスタイルにも欠かせないアイテム。右から1989年のニューヨークのお土産Tシャツは夜に光る塗料を使っている面白い一枚。映画ROCKYのTシャツは両手を上げたシルベスター・スタローンのプリントなんとも愛らい姿に一目惚れして。3枚目もニューヨークと書いてある音楽関係のTシャツ。くたくたになった風合いがずっと好きで着ています。最後は言わずと知れた有名な1985年音楽チャリティーイベント、LIVE AIDのTシャツ。プリントTシャツは飽きることがあまりないアイテムで出番は多くなくとも何年経っても着ています。





『好きな本』

寝る前のベットタイムはユーチューブの時もあれば静かに読書の時も。夏におすすめの小説''夏への扉''は山下達郎さんがこの本をモチーフにして作った曲、''夏への扉''から気になって読んだ本。タイムトラベルの名作で登場する猫ピートも可愛いロマンチックな一冊。

'''場所はいつも旅先だった''は好きで色々読んでいる松浦弥太郎さんの若かりしころの旅や出会いのエッセイで、どこか別の国に行きたくなる一冊。今年映画にもなるそうです!''座右のニーチェ''は迷いや心に何か足りなくなった時に読むエネルギーになる本。リセット出来る大事な一冊。





『ヴィンテージ デニム』

自分のスタイルに欠かせないデニムパンツ。

オールシーズン飽きることなく履いていますが、履き方やサイズ感がその時の気分で変わったりするアイテム。

今お気に入りの3本は右から長く愛用しているベルボトムのLevi's 646、ヒップが合うストレートのボーイズLee、まだ硬いデニムの表情が残ったリジットに近いブーツカットのLevi's 517。

リジットだと綺麗目にヴィンテージ感が強い色落ちだとカジュアルになったりと、合わせるトップスやジュエリーでも見え方が変わるのでその日の気分で使い分けています。





『Henri Mattiisのポスター』

以前住んでいた参宮橋で散歩中に見つけたKNAPFORD POSTER MAKETで出会ったMattisのポスター。1991年にニューヨークのMoMAが販売用に作成したもので、大好きな思い入れのあるニューヨークで販売されていたのも購入の決め手に。世界中から集められたポスターがいつも沢山ありわくわくする場所で、身近にアートを楽しめるのでおすすめです。







 


Mai Kikuchi 


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