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執筆者の写真Aya Watanabe

『好きなモノ#29』Aya Watanabe

日々の生活を心地よくするには、先ずは自分の好きを知っていることが大切だと思っています。

この企画では、自分で物事を選択できる人の『好き』を紹介します。第29回目は代官山にHAIR MAKE ilを立ち上げ、フリーランスとして美容業界でマルチに活躍中のAya Watanabeさんです。

モノよりも日常に対して愛着があるということで、抽象的な表現で好きなものを紹介して頂きました。

見て頂いた方々が、知るきっかけになったり、共感して好きなものが増えたら嬉しいです。




不確かなもの二度とないもの

生命を感じるもの

ストーリーを感じるもの

質感


文字におこしてみると大変大変抽象的なものでありました。

それらをものに当てはめ、紹介させて頂くことが本来の趣旨である事、大変申し訳なくもあり。


私が心奪われて止まないもの。

物ももちろん、理由はありあまり、もはや好きなもののみの日常。ですが、物に対しての愛着より増して好きなものがあるのです。


私自身の心の出発地点。

この地球上に平等に用意された空や季節、時間の移り変わる瞬間。

誰のものでもなくしかし誰かが手入れしたであろう街中の木々や草花、花々。

季節や天気によって表情を変える植物。その匂い。

時間が経ったことが物語る建物やインテリア、洋服。受け継がれた月日、今日に至るまでの歴史。ストーリー。

触って感じてみたいと思わせるエネルギーを感じる植物のてかり、絵画、人の肌や髪。


それらが私の心の出発地点。好きなものです。

ものに想いを馳せる時間も

自然に心を奪われる瞬間も、

見て感じて。

それが叶う日常が何よりの至福であります。

特別なものは必要がなく

それを伝えることが出来るツールの言葉、日本語の美しさを勉強しながら生きていきたいものです。

























 


森 綾  もり あや



日本美容専門学校教員として11年間勤務。

その後独立。

代官山にHAIR MAKE ilを立ち上げ、

現在はフリーランスとして同サロンにて美容師、ネイリスト、前職日美にてメイク講師を務める。


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