本日はドイツ・ベルリン郊外にあるバウムシューレンヴェク・クレマトリウム(火葬場)をご紹介します。
観光地でも何でもない場所なので情報量も少なく、行ったところで中に入れるかも分からないが、どうしてもこの空間を直接肌で感じてみたいと思い、とりあえず電車を乗り継いで向かうことにしました。最寄駅からずっと辺りは閑散としており、自然を眺めながら歩いた記憶がなんとなくあります。この道をひたすら真っ直ぐ歩いたかな。

15分ほど歩いてようやく到着。


撮影には2ユーロほど必要とのことでしたので、警備員さんにお金を払い撮影に成功しました。
とても大きいなコンクリートの円柱が不規則に何本も立っており、天井からは程よい光が差し込んでいます。写真では伝えきれない迫力でした。


ホールの中心には水盤がありました。



ホールの奥には、コンクリートに水色とシルバーで統一された空間がありました。




決して悲しみだけの空間ではなく、新たな第一歩を踏み出す場所のような、自然と明るい気持ちになれる不思議な空間だったと思います。
minami
ジュエリーデザイナー 北海道出身
大学でコンテンポラリーダンスを学ぶ。4年間で培った、既成の形にとらわれない自由な発想でジュエリーブランドを立ち上げる。違った視点で物事を想像し創り上げる独自のアクセサリーで、身につける人に新しい感覚を届けることができたら幸せです。
minami
ジュエリーデザイナー
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